目からウロコの商品撮影

2002/11/4 第6回目 「ライティング編 ハイライトを生かして艶を出す白磁器」

白いものは素材の質感を出すのが大変難しい色です
特に艶の有る白磁器などは写り込みも激しくて最も厄介な素材の1つです。

商品写真で嫌われる2大要素は、写り込みとライティングによる色跳びですが
この2つを組み合わせて、いや、この2つをうまく生かして白磁器を撮影するのが今回のお題目。

注)今回は、画像的に微妙な部分が多いため、モニターの環境によっては、判別できないかも知れません。
 商品の影と撮影ライトの写り込みの形状に注意してご覧になってください。



商品写真のライティング 失敗写真 素材の白さを強調するには明るいライティングが
必需品なのですが?

白さというより、色跳び階調跳びで真っ白という感じです。

白磁器の艶がなく、プラスチックのようです。
商品写真のライティング 失敗写真 ライトの形状がわかるくらい露出を落とせば
艶になります。

しかし、この艶、まん丸で味気ないような・・・

影の形もシャープすぎて・・・
商品写真のライティング 失敗写真 トレペでライトを覆うと、また艶がなくなりました。
白磁器の商品写真 四角い形状にライトをを写り込ませれば

きれいな艶になりました。


ここまでは真横からのライティングです。
光と影を正対させてキーワードは気品、エレガント
商品写真のライティング 白磁器 天光の逆光(ほぼ真上やや後ろからカメラに向かって)
からライティングすれば

白磁器の両肩が明るくなり
キーワードは明るさ、使いやすさ、説明的

撮影としてはどちらも○
商品イメージで使い分けると良いでしょう
カラフルな背景も良い
のですが、背景の色が
商品に写りこんで
しまいます。

いっそ右のような柄物が
以外に違和感なく
見えます。
白い背景のリクエストが大変多いです。
皆さん本当にありがとうございます。

特に、「ホームページの背景の白(RGB#FFFFFF)
と、とけ込ませるように、尚且つ立体感を出して」
というものです。

左端の写真、これでも背景はスーパーホワイト
の専用紙つかってます。
白い背景の商品写真 撮影のみでHPの背景色白(RGB#FFFFFF)
を表現するのは実は不可能です。

画像ソフトで切りぬいて、後から
影を付け足している場合がほとんどですが
これだと、多少違和感が感じられ、下手をすると
マンガチックになってしまいます。

左の写真が私なりの答えです。
この画像は撮影オリジナルで、リサイズ以外一切の
画像修正はしていません。

この画像で、周囲にぼかしをいれれば、ほぼ
上記のリクエストの写真が完成します。

この写真、背景は紙や布ではなく、ライト
そのものなんです。

背景を各段に明るくして色跳びさせたわけです。

しかし、この背景とバランス良く
商品をライティングするのは試行錯誤と
感しかありません。
◆今回の商品撮影ワンポイントアドバイス◆
  1.艶の形はライトの形
  2.商品がくすむのは背景の色




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